「マスクを外したら見えますか?」 — 口角の手術前にいちばん多いご質問
口角が下がって怒って見えると言われるたびに手術を調べてみたものの、口元に残る一本の線が気になって、またページを閉じてこられたのではないでしょうか。鼻の下にはまだ影がありますが、口角は顔の真ん中で、毎日人と向き合う場所だからです。
診察室でこのご質問を受けると、私はまず手鏡をお渡しします。そして、上唇の赤い部分と皮膚が接する境目を、口角のほうへたどってみてくださいとお伝えします。口角挙上術の線は、ほとんどがその境目の上に置かれます。そのうえで、その線が日にちとともにどう変わるかを順番にお見せします。
先に正直に申し上げると、傷跡が完全にゼロになることはありません。その代わり、いつ最も目立ち、いつから気にならなくなるのかは、かなり正確に予測できます。今日はその時間表と、同じ手術なのに線がほとんど見えない方と長く残る方がいる理由を、一緒に整理していきます。
その前に、この線が正確にどこにできるのかを確認しておく必要があります。
口角挙上術の傷跡とは正確に何か — 口角の上、唇の境目に残る細い線
結論から申し上げると、口角挙上術の傷跡は口角の上の皮膚を三角形に切り取って縫い合わせた跡に、上唇の境目に沿って残る1〜2cmほどの細い線です。
口角挙上術は口角を上げる手術とも呼ばれ、英語では corner lip lift や corner mouth lift といいます。下がった口角の上の皮膚を決められた形だけ切り取り、口角を上に引き上げて固定する手術なので、ボトックスやヒアルロン酸とは違い、皮膚に線が残ります。三つの方法のうちどれが自分に合うかは、ボトックス・ヒアルロン酸・手術、口角を上げる3つの方法の比較で別にまとめています。
この線で私が最も気を配るのは、意外にも線の真ん中ではありません。口角の外側の端です。境目の上に置かれた部分は唇の色と肌の色の差に紛れますが、線が終わる口角の端は、皮膚の上に一つだけ残るからです。
一本の線ではなく、一つの端。
その端が時間とともにどう変わるかが、この記事の中心です。
手術当日から6か月まで — 傷跡はこう変わります

要点を先にまとめると、口角挙上術の傷跡は抜糸の直後よりも1〜3か月の間に最も硬く目立ち、6か月ごろには大部分が薄くなります。1か月ほどたって「かえって濃くなった」と驚いてご連絡くださる方が多いのですが、この時期はもともとそういうものだと前もって知っておくと、不安はずっと小さくなります。
| 時期 | 傷跡の様子 | 日常でできること | この時期に守ること |
|---|---|---|---|
| 手術当日〜3日 | 腫れとあざ、縫合線がはっきり見える | マスクで隠すことは可能(ゆるめに) | 冷やす、大きく笑う・口を大きく開ける動作を控える |
| 4〜7日 | 抜糸、細い赤い線 | 軽い外出 | 縫合部をこすらない、ストローを控える |
| 2〜4週 | 赤みがいったん落ち着く | 抜糸の約1週間後から軽いメイク | テーピング開始、紫外線対策 |
| 1〜3か月 | 再び硬く赤く目立つ — 最も気になる時期 | メイクでほとんど隠せる | テーピング・傷跡を和らげる注射・レーザーを併用 |
| 3〜6か月 | 色が肌のトーンに戻り、やわらかくなる | すっぴんでも正面からは見えにくいことが多い | 紫外線対策を続ける |
| 6か月〜1年 | 白に近い細い線へ成熟 | — | 修正が必要かを判断する時期 |
1〜3か月の赤みは、傷跡が悪くなったサインではありません。傷の下で新しいコラーゲンが一度に作られて硬くなる過程で、ほとんどはその後ゆっくりとほぐれていきます。
📍 Bottom line: マスクを外して正面から見えにくくなるのは、たいてい3〜6か月です。大事な予定があるなら、その日から逆算して手術日を決めるほうが安心です。
では、同じ時間表をたどるのに、なぜ6か月後の結果は人によって違うのでしょうか。
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同じ手術でも傷跡が違う3つの理由 — 動き、切開線の位置、体質とケア

結論から申し上げると、口角挙上術の傷跡の違いは、口角が受ける動きの量、線が境目にどれだけ正確に置かれたか、そして体質と術後のケアの三つでほぼ分かれます。
① 口角は顔の中で最もよく動く場所の一つです
話すとき、食べるとき、笑うたびに、口角はあらゆる方向に引っ張られます。鼻の下や目元よりも一日に受ける動きがはるかに多いため、治るまでの間、線は少しずつ開こうとする力を受け続けます。だから私は、口角を上げるほど傷跡が広がる可能性も高くなるとご説明しています。術後数週間は大きく笑うのを控えていただき、テーピングを必ず貼っていただくのもそのためです。
② 境目から1mmずれるだけで線が見えます
上唇の境目には、細く明るい縁があります。線がその縁の上に正確に置かれると唇の色と肌の色の境目に紛れますが、皮膚側へ1mm上がるだけで皮膚の上の線に見え、唇側に下がると境目がでこぼこに見えることがあります。先ほどお話しした口角の外側の端も同じ原理で、端をどの方向にどれだけ伸ばすかが結果を分けます。切開線の位置を決める原則は、リップ整形の傷跡を減らす切開位置で詳しく取り上げています。
③ 体質とケアは医師が代わりにできない部分です
ケロイドができたことがある方や、傷のたびに傷跡が厚く盛り上がる方は、同じ手術でも線が長く赤く硬いままのことがあります。喫煙は傷への血流を減らして回復を遅らせ、治りかけの場所に当たる紫外線は茶色い跡を残しやすくします。私は相談のとき、ピアスの穴や昔の傷の跡を必ずお聞きします。その跡が、この手術の傷跡を最も正直に予告してくれるからです。
三つをすべてしっかり守っても、傷跡はゼロにはなりません。ただ、「人に見える傷跡」と「知っていて見なければ分からない傷跡」の差は、ほとんどこの三つから生まれます。
では、回復中に見られる変化のうち、待ってよいものと連絡すべきものは、どう見分ければよいのでしょうか。
待ってよい経過、相談が必要なサイン
結論から申し上げると、時間とともに少しずつよくなる変化はほとんどが正常な経過で、時間がたつほど悪くなる変化や、片側だけ極端に違う変化は確認が必要なサインです。
| 確認項目 | 待ってよい経過 | 相談が必要なサイン |
|---|---|---|
| 赤み | 1〜3か月で濃くなり、その後ゆっくり薄くなる | 3か月を過ぎてもどんどん濃くなる |
| 硬さ | 触ると硬いが、範囲は線に限られる | 線の外に広がって盛り上がる |
| 傷跡の幅 | 抜糸直後と同じくらいの細い線 | 数週間で目に見えて広がる |
| かゆみ | 治る過程でときどきかゆい | かゆみとともに傷跡が盛り上がる |
| 左右差 | 腫れの差による一時的な非対称 | 腫れが引いた後も口角の高さがはっきり違う |
| 口角の端 | 端が少し赤い点のように見える | 端がへこむ、しわのように折れる |
| 唇の境目 | 境目が少し腫れて見える | 境目が段差のようにずれて見える |
| 浸出液・痛み | 最初の数日に少し浸出液 | 数日後に再び腫れて痛み、浸出液が増える |
| 表情 | 笑うとつっぱる感じが数週間続く | 数か月たっても笑うと口角が不自然に固まって見える |
📍 Bottom line: 判断が難しいときは、写真1枚よりも、同じ角度で1週間あけて撮った写真2枚のほうがずっと多くを語ってくれます。よくなる方向か、悪くなる方向かが最も大切です。
浸出液が増えて痛む場合は炎症の可能性があるので、待たずにすぐご連絡ください。それ以外のサインは、多くの場合ケアの方法を変えるか、傷跡が成熟した後に修正を判断する基準になります。
傷跡を目立たせない日常のケア — マスク、メイク、紫外線

術後のケアは大げさなものではありません。毎日守る小さな習慣いくつかが、6か月後の線を変えます。
✅ マスクはゆるめに — 最初の1〜2週間マスクで隠すのは構いませんが、ひもが短く口角を押したりこすり続けたりすると縫合部が刺激されます
✅ テーピングは指示された期間まで — 傷跡が開こうとする力を和らげる、最も基本的なケアです
✅ メイクは抜糸の約1週間後から — 傷が完全に閉じてから軽く始め、落とすときに口角を強くこすらないでください
✅ 紫外線対策は6か月ずっと — 赤い傷跡に紫外線が当たると茶色い跡として残りやすくなります
✅ 最初の2週間は口を大きく開ける食べ物を避ける — 大きなハンバーガーや硬い食べ物は少し後回しにしても大丈夫です
この五つを守った方とそうでない方の3か月目の傷跡は、私の経験では、同じ手術とは思えないほど違うことがあります。
一つの端を隠すこと — 15年以上守ってきた原則
口角挙上術で私が最も長く悩む時間は、手術中ではなく手術前のデザインです。笑ったときと無表情のときに口角が動く方向を見比べ、線の端がその動きに逆らわない場所が見つかるまで何度も描き直します。
上げる量も同じ原則で決めます。たくさん上げると最初ははっきりして見えますが、張力が大きくなり、傷跡も広がり、笑ったときに口角が不自然に固まって見えることがあります。だから私は、ご希望の角度と傷跡が耐えられる角度の間で、傷跡のほうに少しだけ重きを置きます。
🏥 私たちがこの原則を守れる根拠を、手短にお伝えします。
唇・人中専門クリニックとして 15年以上の経験 を持ち、この分野に集中してきました
Googleレビュー200件以上、5点満点 — 結果だけでなく、術後のケアの過程への評価も含まれています
術後6か月間、テーピング・注射・レーザーで傷跡を直接管理します
傷跡体質が心配な方には、手術日より先に体質の確認をお伝えします
💬 "To make people smile — 人々が笑顔になれるように。" 口角のせいで笑顔の写真を避けてこられた方にとって、この言葉は術後6か月のケアまで含んだ約束です。
症例写真は公式ページでご確認いただけます
ドクタータク整形外科は医療広告に関する法令を遵守し、ブログ本文には症例写真を掲載しておりません。実際の術前・術後の変化は公式サイトの症例ギャラリーにまとめています。
🔗 症例ギャラリーを見る — ドクタータク整形外科 公式ページ
結果には個人差があります。
ドクタータク 4S 患者ケアシステム — 施術ではなく人に集中します
施術ではなく、人に集中します。
Solution — タク・スンワン代表院長 1:1 マスタープラン
- 心からの共感とコミュニケーション:お客様の希望を手術に余すところなく反映
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- 術後の予想変化のシミュレーションを提供
Support — グローバル1:1専任コーディネーター
- 国別に専任コーディネーターを配置(言葉の壁なし)
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Scar Care — 6か月集中傷跡ケア
| ケア項目 | 期間 | 内容 |
|---|---|---|
| テーピング | 3〜6か月 | 傷跡の広がりを防止 |
| 傷跡をやわらげる注射 | 6か月(月1回) | 盛り上がった傷跡をやわらげる |
| レーザー治療 | 6か月 | 手術部位の赤みをやわらげる |
Service — 1年間無償A/S保証
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📝 ブログでは人中短縮の種類・リップリフト・粘膜前進術・口角の修正など、施術別の記事をまとめています
📹 動画で手術の流れや回復の経過をご確認いただけます
手術を決める前にご自身で整理しておきたい5つのこと
✅ 以前の手術や傷の跡に厚い傷跡が残ったことがあるか — ピアスの穴、にきび跡、帝王切開の跡も参考になります
✅ 口角をどれくらい上げたいか、その量は傷跡と引き換えにする価値があるか — 希望の角度と自然な角度を一緒に見る必要があります
✅ 下がっている原因は皮膚なのか、口角を下げる筋肉なのか — 筋肉の影響が大きければ、まずボトックスを比較できます
✅ 手術の前後に喫煙を休めるか — 傷跡に最も直接影響します
✅ 傷跡が最も目立つ1〜3か月を予定に組み込めるか — 結婚式、撮影、発表などの予定があれば一緒にお知らせください
すべての項目に答えを用意してくる必要はありません。分からないところは相談で一緒に確認すれば大丈夫です。
よくある質問 (FAQ) — 5つ
ドクタータク整形外科によく寄せられるご質問をまとめました。
Q1. 傷跡なしで口角だけを上げる方法はありませんか?
皮膚を切り取らずに、口角挙上術と同じくらい口角の向きを変えるのは難しいです。下がっている原因が口角を下に引く筋肉ならボトックスで、口角の下がくぼんで影ができているならヒアルロン酸で、傷跡なしに印象を変えられますが、効果は控えめで数か月ごとに繰り返す必要があります。私は初めて来られた方とは、まず傷跡のない方法で十分かどうかを一緒に確認し、すでに何度か試しても物足りなかった方に手術をお話しするようにしています。
Q2. 口角挙上術の効果は永久ですか? 後でまた下がりませんか?
切り取った皮膚は再び生えてこないので、口角の向きが変わった効果は長く続きます。ただ、年齢とともに顔全体の皮膚や頬が下がってくる変化までは止まらないため、10年後の口角は手術直後より少し下がって見えることがあります。だから私は、若い方ほど最初から上げすぎないようおすすめしています。今ちょうどよく上げた口角が、年を重ねた顔でも自然だからです。
Q3. 男性は傷跡が見えやすいですか? ひげの部分は大丈夫ですか?
男性は口角のまわりにひげが生えるため、傷跡の線の上にはひげが生えず、ひげを剃った後に細い線のように見えることがあります。その代わり皮膚が厚めなので、線の色が早く落ち着くことも多いです。男性の場合、私は線の端をひげの流れの方向に合わせることに気を配り、回復期間中は電気シェーバーで縫合部を避けて剃るようご案内します。通常どおり剃り始める時期は、傷の状態を見て個別にお伝えします。
Q4. 手術後に口角が上がりすぎて見えたり、傷跡が気に入らなかったりしたらどうすればいいですか?
この心配から手術を先延ばしにされるお気持ちは、よく分かります。術後数週間は腫れとつっぱりで口角が実際より高く硬く見えることが多いため、私は少なくとも3か月は様子を見てから結果を一緒に判断します。それでも傷跡が広い、または端がへこんでいる場合は、傷跡が十分に成熟した6か月〜1年後に、傷跡を整え直す修正を検討できます。ただ、すでに皮膚を切り取った場所なので最初の手術より直せる範囲が狭く、最初から上げすぎないことが最も確実な予防だとお伝えしています。
Q5. 費用はどう決まりますか? 自分に合う手術かどうかはどう分かりますか?
正確な金額を断定するのは難しく、上げる量、両側か片側か、ボトックスや人中短縮などほかの手術を一緒に行うか、再手術かどうか、静脈麻酔を行うかによって範囲が変わります。口角の下がりが皮膚のたるみから来ていて、繰り返しの施術の代わりに長持ちする矯正を望む方によく合い、実際にケロイドができたことがある方や、口角よりも頬のたるみが主な原因の方には、ほかの方法を先にお話しします。相談でこれらの条件を先に確認したうえで、範囲をご案内します。
ドクタータク整形外科 | 韓国の唇・人中専門クリニック
"To make people smile — 人々が笑顔になれるように"




