October 30, 2026

Vを描いてYで閉じると唇は前に出ます — 韓国で受けるV-Y粘膜前進術、唇ボリュームアップの仕組み

執筆・監修 · タク・スンワン 代表院長 · 形成外科専門医

Vを描いてYで閉じると唇は前に出ます — 韓国で受けるV-Y粘膜前進術、唇ボリュームアップの仕組み

唇の内側にV字を描く、と聞くと戸惑いますよね

粘膜前進術を調べていて、「V-Y」という文字で手が止まった方は多いと思います。唇にアルファベットを描くとはどういうことか想像しにくく、なぜそれで唇がふっくらするのかはさらに分かりにくかったのではないでしょうか。

私がカウンセリングでこの手術を説明するとき、最初に取り出すのは紙とペンです。Vを一つ描き、その両側を中央に寄せてYに変えてお見せします。すると、Yの尾が長くなる分だけ組織が一方向へ押し出されることを、すぐに理解していただけます。この記事は、その紙の上の説明を唇の上に置き換えたものです。

順番はこうです。V-Y粘膜前進術とは正確に何かを整理し、唇の層構造を簡単に見たうえで、VがYに変わる瞬間に組織がどこへ動くのかを段階ごとに追います。続いて、Vの数と位置が唇の形をどう変えるのか、そして他の唇ボリュームアップ法と何が違うのかを表にまとめます。

仕組みが分かると、カウンセリングでの質問が変わります。どれくらい大きくなるかより先に、自分の唇はどの方向に出るべきかを尋ねるようになるからです。


V-Y粘膜前進術とは正確に何か — 唇の内側から作るボリューム

結論から申し上げると、V-Y粘膜前進術とは、唇の内側の濡れた粘膜(口唇粘膜)にV字の切開を入れ、その切開をY字に縫合して、内側の組織を前方と外側へ移動させる唇のボリュームアップ手術です。異物を入れずご自身の組織の位置を変えるため結果は永久的に維持され、切開はすべて口の中にあるので外側の皮膚に傷あとは残りません。

呼び名がいくつもあり、混乱しやすい手術です。韓国では粘膜前進術、V-Y唇ボリュームアップと呼ばれ、英語圏ではV-Y advancement、V-to-Y lip augmentation、V-Y lip liftとも表記されます。この「lip lift」という名前のせいで、鼻の下の皮膚を切除して人中を短くするリップリフト(人中短縮)と同じ手術だと誤解されることが多いのですが、両者は切開の位置も目的もまったく異なる手術です。

V-Y粘膜前進術が変えるのは大きく二つです。一つは正面から見える赤い唇の高さ、もう一つは横から見たときに唇が前に出ている程度です。ヒアルロン酸が唇を「満たす」方法だとすれば、この手術はすでにある組織を「引き出す」方法に近いといえます。

では、何を、どこから引き出すのでしょうか。唇がいくつの層でできているかを先に見ると、答えはずっと分かりやすくなります。


唇は三層です — 粘膜・赤唇・口輪筋

唇を横から切って見ると考えてください。大きく三つの層が重なっています。V-Y粘膜前進術は、このうち最も内側の層を動かして外側の層の見え方を変える手術です。

① 口唇粘膜(口の内側の濡れた部分)
歯に触れるしっとりとした内側の面です。伸びる余裕があり血流が豊富なので、よく治ります。V-Yの切開はすべてこの層に入れます。私は手術前に必ず指で唇を裏返し、この粘膜の厚みと余裕を自分の目で確かめます。ここに余裕がなければ、引き出す組織がないからです。

② 赤唇(赤い唇の部分)
口紅を塗る部分です。乾いた外側の面と濡れた内側の面が出会う境界線(ウェット・ドライライン)があり、笑ったときにこの線がどれだけ外側にあるかで、唇がふっくら見えるか薄く見えるかが決まります。V-Y粘膜前進術はこの境界を外へ押し出し、赤い唇がより多く見えるようにします。

③ 口輪筋
口のまわりを囲む輪の形の筋肉で、唇の形と動きを支えています。手術はこの筋肉を切らずに、その上で粘膜を移動させるよう設計します。そうすることで、手術後も話す・笑う動きが自然に戻ります。

📌 まとめると:外側(②)を変えるために内側(①)を動かし、動きを担う筋肉(③)は守る。これがV-Y粘膜前進術の設計原則です。

では、実際にVを描いてYで閉じるとき、組織がどう動くのかを追ってみましょう。


VがYに変わる瞬間 — 組織が動く4つのステップ

V-Y粘膜前進術 — V字切開をY字に縫合し、口内の組織が赤唇側へ前進する4ステップ図

結論から申し上げると、V-Y縫合は両側の組織を中央に寄せ、寄せた分だけ組織をYの尾の方向、つまり唇の外側へ押し出す仕組みです。幅は狭くなり、前へ出る長さは長くなります。

ステップ 行うこと 組織に起きる変化
🖊 1. デザイン 口唇粘膜にV字を描きます。Vの頂点は口の奥側、開いた側は赤唇の側に向けます まだ変化なし。Vの大きさ・角度・位置が結果の大部分を決めます
✂️ 2. 切開・剥離 V線に沿って粘膜を切開し、Vの内側の三角形の組織を下の筋肉から少し持ち上げます 三角形の組織が動ける状態になります
⬆️ 3. 前進 Vの内側の三角形を赤唇の方へ押し上げます 組織が前・外側へ移動。私はこの距離を多くの場合 3〜4mm 以内で決めます
🧵 4. Y字縫合 Vの両側を中央で合わせ、残った下側を一直線に閉じてYの形にします 移した位置が固定され、寄せた組織がそこにふっくらしたボリュームとして残ります

数字で見ると感覚がつかめます。3mmの前進なら自然に開いた印象、5mmに近づくと誰が見てもふっくらします。1mmの差が印象を変えます。

📍 Bottom line: V-Y粘膜前進術のボリュームは新しく足した量ではなく、向きを変えた量です。だからこそ、どれだけ移すかと同じくらい、どの方向へ移すかが重要です。

そして、その方向を決めるのが、Vをいくつ、どこに描くかです。


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Vをいくつ、どこに描くか — デザインが唇の形を決めます

V-Y粘膜前進術 — 中央・両側・上唇全体・下唇の4つのV配置とできあがる唇の形

同じV-Y粘膜前進術でも結果が人によって違って見える最大の理由がここにあります。Vは一つだけ描くのではなく、唇の形に合わせて数と位置を変えて設計します。

Vの配置 主に使う部位 できあがる形
中央にV 1つ 上唇の中央 中央の唇結節(上唇の真ん中のふくらみ)が前にくっきり出ます
中央を空けて両側にV 2つ 上唇 中央の唇結節を活かしつつ両側がふっくらし、山のカーブがやわらかくなります
中央1つ+両側2つ 上唇全体 唇全体が均等に前へ出ます。ボリュームの変化が最も大きい傾向
両側にV 2つ 下唇 下唇の中央が垂れすぎず、両側も一緒にふっくらします

※ 上記は代表的な例です。実際の数・大きさ・角度は、唇の長さと粘膜の余裕に合わせて一人ひとり異なる設計をします。

デザインを決める前に、私はまず三つを測ります。① 正面での上下の赤唇の高さの比率、② 横顔で上唇が前に出ている角度、③ 笑ったときに赤唇がどれだけ見えるか、です。美的な基準としてよく引用される上下の赤唇の比率はおよそ1:1.6で、この数字がどこで崩れているかによってVの位置が変わります。

たとえば、正面の比率は問題ないのに横顔だけが平らな方がいます。こうした方にVをたくさん入れると、正面がかえって重く見えます。そのため、この場合は中央のVを中心に、前への突出を少しだけ足す方法を選びます。逆に、正面で上唇全体が細く見える方には、Vを均等に分けて入れます。

💡 カウンセリングで必ず聞いてほしいこと:「私の唇にはVをいくつ、どこに入れる予定ですか?」この質問に図で答えられてこそ、結果を事前に一緒に確認できます。

では、同じ「唇のボリュームアップ」という名前の他の方法とは何が違うのでしょうか。


V-Yと他の唇ボリュームアップ法 — 9項目で並べてみると

V-Y粘膜前進術 — 横切除・赤唇前進術・ヒアルロン酸・脂肪注入との望む変化別比較表

結論から申し上げると、同じ永久的な唇ボリュームアップでも、切開の位置と組織が動く方向が異なります。V-Yは口の中から前へ、横切除法は口の中から上へ、赤唇前進術は唇の外側の境界線から皮膚の方へ引き上げる方法です。

比較項目 V-Y粘膜前進術 横切除の粘膜前進術 赤唇前進術 唇のヒアルロン酸 脂肪注入
切開位置 口の中の粘膜(V字) 口の中の粘膜(横の帯) 赤唇の外側の境界線 なし 針穴
組織が動く方向 前・外側 主に上・外側 皮膚の方へ引き上げ 入れた場所がふくらむ 入れた場所がふくらむ
前への突出 大きい 小〜中 小さい 調整可能 調整可能
外側の傷あと なし なし 細い線状の傷あとの可能性 なし なし
持続期間 永久 永久 永久 6〜12か月 生着量による
元に戻すこと 難しい 難しい 難しい 溶解注射で可能 難しい
唇結節・カーブの調整 Vの配置で細かく可能 限定的 唇のライン中心 可能だが移動のリスク 限定的
腫れの期間 約2〜3週間 約2〜3週間 約1〜2週間 1〜3日 1〜2週間
向いているケース 横顔も平らで永久的なボリュームを希望 赤唇の高さだけ少し足したい 唇の境界がぼやけている まず試してみたい 他部位の脂肪注入と同時に

📍 Bottom line: 正面の高さだけを望むなら、他の選択肢でも十分です。しかし横から見て唇が前に出て見えることを望むなら、組織の向きを前へ変えるV-Yの構造的な利点がはっきりします。

ただし、この利点はすべての唇に当てはまるわけではありません。


この仕組みが合う唇、合わない唇

正直に申し上げると、V-Y粘膜前進術はすべての方に合う手術ではありません。引き出す組織があること、そして唇が薄く見える理由が唇そのものにあることが必要です。

こんな場合に向いています

✅ 正面も横顔も唇が平らで、結果が永久的であることを望む場合

✅ ヒアルロン酸を繰り返してもすぐに吸収されたり、唇の上へ広がったりして疲れてしまった場合(残っているヒアルロン酸は先に整理します)——ヒアルロン酸ではなく手術を選ぶ基準と費用は、粘膜前進術で永久的な唇ボリュームアップを選ぶ理由と費用に別途まとめています

✅ 唇を裏返したときに内側の粘膜に十分な余裕がある場合

✅ 赤唇が内側に巻き込まれて見える場合——原因が構造にあるなら、V-Yで外側へ開く効果も同時に得られます(ご自身が内巻きタイプかどうかは内巻き唇の3つの原因とセルフチェックで確認できます)

こんな場合は今はおすすめしません

⚠️ 上あごの骨が後ろに下がっている、または歯並びのせいで唇が平らな場合——唇ではなく支える構造の問題なので、矯正の相談が先です

⚠️ 以前の唇の手術で粘膜に傷あとが多く、余裕がない場合

⚠️ 禁煙が難しい、または口の中の炎症やヘルペスを繰り返している場合

⚠️ 人中が長いせいで唇が薄く見える場合——この場合は粘膜前進術よりリップリフト(人中短縮)が先になることがあります

この4つのうち一つでも当てはまれば、私は手術日より先に原因の話をします。手術を先延ばしにするのではなく、合う手術を選ぶための過程です。


手術後、Y字の縫合線はこう治ります

結論から申し上げると、縫合線は口の中にあるので**外からは見えませんが、口の中ではしばらくY字のつっぱりと硬さを感じます。**これは失敗ではなく、移した組織が定着していく過程です。

時期 口の中の縫合線 外から見える変化
当日〜3日 縫合部のつっぱり、舌で触ると糸を感じる 腫れが最も強く、唇が実際よりかなり大きく見える
約7日 抜糸 腫れが引き始める
2週間 縫合線がほぼ治る 腫れの約70%が引く
3〜6週間 縫合線の下が硬く感じる 唇がやや硬く、動きが少し不自然
3か月 硬さがほぐれる 最終的な形に近づく

この時期に私が最もよく受ける質問は、3〜6週目ごろに出てきます。腫れは引いたのに唇がまだ硬くて心配だ、というものです。私はそのとき、Y字の縫合線の下で組織が硬くなるのは正常な過程であること、そしてほとんどが3か月ごろにやわらかくなることを事前にお伝えします。前もって知っていれば、その時期はずっと不安が少なくなります。

📌 回復中に守ること:最初の1週間は辛いもの・熱いもの、ストローの使用、唇を強くすぼめる動きを避け、縫合線が治るまでは喫煙と飲酒をお休みください。


前進距離はmm単位で — 15年以上守ってきた原則

V-Y粘膜前進術で最も多い失敗は、移しすぎることです。唇が薄いことに長く悩んできた方ほど「はっきり」変えたいと望まれ、そのお気持ちは十分に理解できます。しかし前進させすぎると唇がめくれたように外へ反って見え、これは元に戻すのがはるかに難しくなります。

そのため私は、Vの大きさを決めるとき、いつも小さく始めます。切開範囲は上唇の左右それぞれ約15〜20mm以内、前進距離は多くの場合3〜4mm以内で設計します。手術前にシミュレーションでその範囲を一緒に確認します。少なく移したときは足せますが、多く移したときに減らすのは難しいのです。

🏥 私たちがこの原則を守れる根拠を簡単にお伝えします。

  • 唇・人中専門クリニックとして、15年以上の経験この分野だけに集中してきました
  • Googleレビュー200件以上、5点満点 — 結果だけでなくカウンセリングの過程への評価も含まれています
  • すべてのカウンセリングで、計測値とVのデザインを図で先にお見せしてから手術の話をします
  • 原因が歯・あごの骨や人中の長さにあると判断した場合は、粘膜前進術よりその原因を先にお伝えします

💬 "To make people smile — 人々が微笑めるように。" 笑うと唇が薄く見えて口元を隠していた方にとって、この言葉はとても具体的な目標になります。


症例写真は公式ページでご確認いただけます

ドクタータク整形外科は医療広告に関する法令を遵守し、ブログ本文には症例写真を掲載しておりません。実際の術前・術後の変化は公式サイトの症例ギャラリーにまとめています。

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結果には個人差があります。


ドクタータク 4S 患者ケアシステム — 施術ではなく人に集中します

施術ではなく、人に集中します。

Solution — タク・スンワン代表院長 1:1 マスタープラン

  • 真摯な共感とコミュニケーション:お客様のご希望を余さず手術に反映
  • 顔の黄金比精密分析(個人オーダーメイド):上下の赤唇の比率・横顔の唇の角度・笑ったときの赤唇の見え方の3軸計測
  • 術後の予想変化シミュレーションを提供

Support — グローバル 1:1 専任コーディネーター

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管理項目 期間 内容
コントロールテーピング 3〜6か月 瘢痕が開くのを防止
瘢痕緩和注射 6か月(月1回) 盛り上がった瘢痕を緩和
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📝 ブログでは粘膜前進術・リップリフト・唇の拡大・口角矯正など、手術別に記事を整理しています

📹 動画で手術の過程と回復の経過をご確認いただけます


手術を決める前にご自身で整理しておきたい5つのこと

✅ 望む変化は正面か、横顔か — Vの配置はここで分かれます

✅ 唇を裏返したとき、内側の粘膜は十分か — V-Yには引き出す組織が必要です

✅ 唇のヒアルロン酸の施術歴はあるか — あれば最後の施術時期と施術前の写真をお持ちください

✅ 矯正治療の経験がある、または人中が長めか — そうであれば、原因が唇の外にあるかもしれません

✅ 2〜3週間の腫れと3か月の硬い時期を予定に組み込めるか — 大切な行事の日程も一緒にお知らせください

答えを用意してくる必要はありません。分からない項目は分からないままお越しいただければ、一緒に確認します。


よくある質問 (FAQ) — 5つ

ドクタータク整形外科によく寄せられるご質問をまとめました。

Q1. V-Yリップリフトとブルホーン型リップリフトは同じ手術ですか?

名前が似ているので最も混同されやすいところですが、まったく別の手術です。V-Yは口の中の粘膜を切開して唇を前へ引き出す手術で、ブルホーン型リップリフトは鼻の下の皮膚を牛の角(ブルホーン)の形に切除して人中の長さを短くする手術です。そのためV-Yは外側に傷あとが残らない代わりに人中の長さは変わらず、ブルホーンは人中が短くなる代わりに鼻の下に切開線ができます。ブルホーンを含むリップリフトの方法ごとの違いは、ブルホーン・イタリアン・口角リップリフトの種類比較にまとめています。人中が長く唇も薄い方には二つの手術を一緒に計画することもありますが、その場合は人中を短くした後に残る唇の形を見て、V-Yの量を改めて決めます。

Q2. V-Y粘膜前進術は、なぜヒアルロン酸ほど一般的ではないのですか?

ヒアルロン酸は数分で終わり、すぐに日常に戻れますが、V-Yは手術で、2〜3週間の腫れを受け入れる必要があるからです。もう一つはデザインの難しさです。Vの数と角度、前進距離をmm単位で決めなければならず、一度移した組織は戻すのが難しいため、唇の手術に集中してきた施設でなければあまり勧めません。私たちがこの手術を続けている理由はその逆で、何年もヒアルロン酸を繰り返して疲れ果てて来院される方が多いからです。

Q3. 結果は本当に一生続きますか?年を取るとどうなりますか?

移した組織は元の位置に戻らないため、手術で変わった構造そのものは永久的に維持されます。ただし、手術をした唇も時間とともに年を重ねます。年を取ると誰でも唇が少しずつ薄くなり人中が長くなりますが、この変化は手術とは関係なく起こります。そのため20〜30代で手術を受ける方には、「今いちばんきれいに見える量」ではなく、10年後も不自然にならない量を基準にVの大きさを決めます。

Q4. 費用はどのくらいと考えればよいですか?下唇も一緒にした方がいいですか?

正確な金額を断定してお伝えするのは難しいです。上唇だけか上下ともか、Vをいくつ入れるか、残っているヒアルロン酸の整理が先に必要か、再手術か、静脈麻酔を行うかによって範囲が変わるためです。下唇は必ずしも一緒にする必要はありません。上下の比率がおよそ1:1.6に近いかが基準で、上唇だけ足せばバランスが整う方も多く、もともと下唇が薄い方は一緒に行う方が自然です。逆に、歯・あごの骨の構造のせいで唇が平らな方や、粘膜に余裕がない方には、費用の話をする前にこの手術が合わないことからお伝えします。

Q5. 手術後、唇の感覚が鈍くなったり、動きが不自然なまま残ったりしたらどうしよう?

その心配はもっともです。手術直後は唇が腫れて硬いため、感覚が鈍く感じたり笑顔がぎこちなく感じたりすることがありますが、ほとんどは一時的な反応です。私たちは口輪筋を切らず、その上で粘膜だけを移すよう設計しているので、硬さがほぐれる3か月ごろには、ほとんどの場合動きが自然に戻ります。ただし回復の速さには個人差があるため、抜糸後も定期的に経過を確認し、マッサージを始める時期は私が直接お伝えします。


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